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和田山(本牧山頂)眺望 (ムービーをご覧ください)


 初雪の翌日は快晴となり、計画通りに残雪の紅葉をと期待して出かけた。街には雪の一かけらすら残っていなかった。行く先は本牧の丘陵地和田山とした。バスでマイカル本牧の中央に位置する和田山口まで行くと、そこが直ぐ和田山丘陵の登り口になっている。マイカル本牧は今は少し寂れた感じがして、和田山側の店舗に空きが目立つ。賑わった時に作られた大きな駐車場が街の裏手にある。ここは今紅葉真っ盛りであった。車のいない駐車場に入り、広角に樹々の紅葉を撮ることができた。出足快調である。
 和田山は緩やかな坂道で頂上に向かう。その途中も多くの木が紅葉しているのが見て取れた。直ぐに本牧山頂公園に着く。ここからの眺望は東西南北360度に広がる。
 展望台に上ると東にベイブリッジがヨットの帆のように見える。南にはコンビナートの合間に鳥海山も遠望できる。西には富士山が大きく見える。裾野から雪に覆われている姿は、富嶽36景の不二を思わせる。北にはランドマークを中心にした MM21地区も間近に見える。
 和田山は横に長いので、今回は海側の和田山の丘に足を進めた。散策路が整備されており、犬の散歩でウォーキングする人の姿が目立った。広場が多くあるので、多くの園児のグループにも出会った。地元の人の憩いの場として貴重な存在であることがよく分かる。
 山頂の公園案内板に「本牧山頂公園の見所」として、次のような説明文を見た「1983年(昭和57年)に米軍から返還されたのちは、自然とふれあいくつろげる公園として1998年(平成10)より順次開園してきました。
・眺望
尾根道からは、海や富士山、三渓園の塔、ベイブリッジ、ランドマークタワーなどを眺めることができます。
・横浜緋桜の原木
ひざくらの丘には、寒緋桜と兼六園熊谷桜を交配してつくった鮮やかな紅色の横浜緋桜の原木があります(別のルートにあり今回は行かなかった)」
 米軍に長く接収されたいただけに住宅地にならず、自然が守れられていたというのも皮肉な話である。
 今回の散策では多くの紅葉をカメラに収めたが、その一部をムービーショーとして紹介する。

 

 

 




 

 

 



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