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 ベン・シャーン(Ben Shahn)模写 ムービーはこちらから


 これから紹介する作品は、今までに掲載された索引の中から選んだ10点である。
 ベン・シャーンのことを、模写の基にした「図録:神奈川県立近代美術館 葉山2012/1)から簡単に紹介する。初等教育を終え石版画工房に入ったベン・シャーンは、夜間学校を大学まで通いながら仕事と勉学を両立させ、画家としての技量と人間としての教養を育んだ。1925年にはじめてヨーロッパを訪れ、ヨーロッパ美術の伝統と当時の最新の美術表現を学んだ。帰国後写真家のウォーカー・エバンスと知り合い、写真を学ぶ。ベンシャーン模写で紹介している作品も写真を土台にしているものが多い。彼はプロの写真家でもある。ベン・シャーンの作品の特徴は、同時代(日本では大正時代)を記録するドキュメンタリーであるとともに、記録された光景の背後に潜む、人間とその人間が営む社会の問題を気付かせるものでもある。とコメントがあるように彼は常に弱者に目を向け社会の不正に真っ向から立ち向かう社会派の画家である。

Benshahn模写01砂嵐1935年
Benshahn模写02春1947年
Benshahn模写03松葉杖の女(部分)1940年
Benshahn模写04四人の検事(部分)1931年
Benshahn模写07あらゆる人(部分)1954年
Benshahn模写08自画像(スケッチに彩色)1955年
Benshahn模写10白衣の中に眠り落ちて回復を待つ産後の女(スケッチに彩色)1968年
Benshahn模写11無題スケッチに彩色 制作年不明
Benshahn模写13警告!インフレーションは不況を意味する1946年
Benshahn模写14不屈の精神1964年
(2017.8.27)







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