暖かい春の一日。花ほころび始めた三浦半島を友人の案内でドライブを楽しんだ。
第1回目は今回一番の目的、三浦海岸駅近くから京浜急行の線路沿いに咲き誇る河津桜と菜の花、そして小松ヶ池公園の自然を紹介する。
撮影日は15日で5-10日ということもあってか、道路は平日にもかかわらず相当の混雑だった。海岸沿いに走り、2回目以降で紹介する三浦の海を見ながら三浦海岸駅に向かった。駅隣接の駐車場は列ができており、海岸まで引き返し、浜辺に近い無料駐車場に車を止めて、そこから駅まで10分ほど戻った。駅前は桜祭り(3月18日まで)が始まっており、地元の野菜などを売るテントの店が立ち並び、大勢の人で込み合っていた。三浦の河津桜は相当人に知られているようで、私は初めての訪問だが、リピーターも多くいる様子だった。皆カメラやスマホを片手にぞろぞろと幅広い列を作って京浜急行の線路沿いに歩いている。11時ごろだったので、戻り客も多く人の波と花の波が入り交ざっていた。駅から10分ほどで沿線に河津桜と菜の花が満開を迎えようとしていた。
花は線路と歩道を隔てるフェンスに沿って植えられており、京浜急行の赤い電車が通過するとそれがベストマッチしてカメラのシャッターチャンスとなり、人の流れが止まり一斉に撮影する。老若男女なくカメラを携えているのは観光地さながらの光景になっている。それも大型一眼レフを構えたカメラ女子といった姿が結構いるのにはいささか驚いた。私は小さなデジカメでファインダーがないので、明るい外では液晶画面は全く役立たず、見当付けての撮影となり。再現するまで心配だった。ここで紹介しているものは、その中で成功したもので、半分以上は使えなかった。
それはさておき、桜見物の列は河津桜の終わったところで、線路を越え反対側に移動する。そこからは小松ヶ丘公園に入る。葦の葉に囲まれた池で、相当数の鴨が日向の中群れていた。小魚がいるのか潜っては浮き上がり遊んでいるように見え、見物している今どもが歓声を上げる。烏のように真っ黒な鴨もいたりして、ちょっとした水鳥のショウを楽しめた。
池を巡って少し坂を上ると陸橋に出る。下には京浜急行が走っている。ここでしばらく待って電車と花の動画を撮ることができた。天気は晴天、気温も高く絶好の散策日和となった。続きは順次紹介していくことにする。