homewriteimagepaintpre2015

 三浦散策(東沿岸) ムービーはこちら

 京急線馬堀海岸駅からしばらく車を走らせると海岸に出る。そこに富士を遠望できる撮影スポットがある。車を止めて富士をワンショットした。ここではダイアやモンド富士が見られるときは人垣ができるという。さらに海岸線を走り、観音崎を経て県営の大型団地かもめ団地を過ぎ、東浦賀の叶神社に着く。この神社湾をはさんで西叶神社があり、ペアで一つという珍しい神社である。この二つの神社は動画でも示す渡し船で繋がっている。入口の表示板には、祭神は「応神天皇(誉田別命)」、由緒は「養和元年(1181)辛丑(かのとうし)年八月十五日京都高雄山神護寺僧文覚祈願奉勅命石清水八幡宮ヲ勧請ス」とあり、「その後頼朝によって、その願いか叶ったことから叶大明神の名て呼ばれるようになったと伝えている」受験シーズンには願うが叶うということで、多くの受験生が願掛けに来るそうだ。神社のすぐ前に無人の船着き場があり、定員3人という薄板を貼った桟橋があって、料金箱に200円を入れると、対岸に見える渡し船が、直ぐにやってくる。この船に乗り約5分で対岸に着く。ムービーでも紹介しているが、なかなか気分がいいポンポン船であった。こちら側に少し奥まったところに西の叶神社があるのだが、そこには行かなかった。海沿いに走る車の中からはヨットハーバーが見え、そのすぐ近くの燈明堂を訪れた。案内板によると「慶安元年(1648)幕府の命でつくられた日本式の灯台である燈明堂は明治五牟(1872)までその役割を果たした。燈明堂の背後の山には平根山台場がつくられ外国船に備えた」 としるされている。木造のクラシックな灯台で風情のある建造物だった。
 燈明堂を後にして走ると海岸の景色は一変して、ゴツゴツした岩がところどころ水面から顔をのぞかせている。鎌倉や逗子の砂浜の海岸と違い荒々しい感じがした。荒磯をカメラに収め、再び走ること5分ぐらいでペリー記念碑がある公園に着いた。この記念碑は「ペリー上陸記念碑は1853年(嘉永6年)のペリー艦隊の来航時、アメリカ大統領からの国書受け渡しの地となった神奈川県横須賀市久里浜に、ペリー上陸を記念して建立され、1901年(明治34年)7月14日に除幕された記念碑」とある。ここを見て、前回紹介した河津桜の咲いている三浦海岸駅を目指した。


 



Copyright 2013 Papa's Pocket All Right Reserved.