散歩をしていると、今どきは色とりどりの花が目を楽しませてくれる。私は記憶力には自信がないので、名前が分からないのが殆どなのが残念である。綺麗な花を見つけると、今はスマホでも画質のいい写真が撮れるので、撮りだめして時間を見て、家にある植物図鑑で、それらしき花の名前を見つけ出すようにしている。
今回紹介するのはそのようなアルバムから選んだ写真である。図鑑で調べて、氏素性がはっきりした花については、写真の下部にそれを書き込んでスライドショウを制作することにした。その庭先借景(1)は今が満開で庭先や道沿いに咲く「ツツジ」を紹介する。
ツツジにもいろいろな種類があるが、今回は3,4種類。下記には図鑑(花と木の名前事典<西東社>)に示されたツツジ(躑躅)名を示す。
ツツジ科ツツジ属の常緑または落低木。北海道から奄美大島に至るまで自生する野生種は20種類を超える。
常緑性種にはヤマツツジやミヤマキリシマモチツツジ、リュウキュウツツジなど、落葉性種にはミツバツツジ、ムラサキヤシオ、シロヤシオ、レンゲツツジなどが代表種として挙げられる。
江戸時代に大流行したキリシマツツジはヤマツツジからの選抜種とみられるものである。他にオオムラサキツツジ、クルメツツジなど園芸種も多い。
なお、動画のムービーで紹介したのは山下公園のシロヤシオという品種である。