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 弘明寺観音 スライドショウをご覧ください


 コラム「賑わいの色彩(2017.12.18)」で紹介した弘明寺観音を撮影したので、寺の由来とうも併せて紹介する(記事の内容には寺のHPを参考にさせて頂いた)。
 最初の意外だったことは、弘明寺(瑞應山 蓮華院 弘明寺)は横浜最古の寺であるということである。聖武天皇の天平9年(737)に、天下に悪病流行の際、河内和泉の国の僧行基が勅命を受け、全国を廻り、この地に草庵を作り、一刀三礼の至誠を尽くして彫り上げたのが、現在の当寺本尊の十一面観世音菩薩(国宝)であると記されている。そして、寛徳元年(1044)光彗上人により瓦葺本堂が建立された時をもって開山としている。
 その後長い歴史の中で、明治維新後の仏教寺院の弾圧の影響を受けて、明治中期には一時無住職となり、住職系図まで紛失した多難な時代を経験することになる。
 明治34年(1901)に弘明寺の復興と町おこしが始まり、明治44年には仁王門前から鎌倉街道に接する農道が整備され直線の4間道路が完成するに及び弘明寺商店街が生まれた。
 昭和4年には湘南電気鉄道(現京浜急行電鉄)が、寺裏山を貫通して弘明寺駅が完成した。
 昭和51年(1976)現在の本堂屋根銅板張り替え工事に始まる改修工事が行われ、それは平成にまで続き「平成の大修復」と呼ばれている。
 弘明寺は、今ではお札・お守り、護摩修行。祈祷、厄除け、供養、各種お祓いと幅広い活動を行っている。

 




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