2020.10.10 言葉に関する章(1)
今までこのコラムでは、かなりの数の「言葉に関する」テーマが取り上げられてきた。
洗い直した結果は以下の通り。「言葉に関する章」として一覧できる。*で示した言葉は追記。
2013.10.1漢字の妙
2014.3.16ローマ字変換の罠
2015.7.7文字の成り立ち
2015.12.18音を言葉で
2017.6.15いろはかるた
2017.10.16短文は難しい
2017.10.22 千里眼と地獄耳(その1)
2017.10.26 千里眼と地獄耳(その2)、2017.10.30千里眼と地獄耳(最終回)
2018.1.13売り薬ネーミング
2018.9.12仮名遣い(1)
2018.9.15仮名遣い(2)
以上12個見つかった。それぞれをダイジェストして一文とするには、少し手間がかかりそうだ。そこで一応年の若い順から見直していくことにした。無論関係づけられるものについてはランダムに選択して紹介していく。
先ず一覧表をご覧頂きたい。12個集まるとチョットした小論文(約1万字)になった。拾い読みしながら話を続けていくことにする。
最初の『漢字の妙』では「日本の漢字仮名混じり文(中国や台湾の漢字とは別という意味で)は、日本独自の発展を遂げている。 (*私は)日本語以外に特に精通しているわけではないが、独特な味わいがあることは確かだ。森の木に例えるのは的外れかもしれないが、葉も茂れば、花も咲き、実も生る。平易ではなく、複雑な変身をする」とある。
こうしてみると、私の言葉の森には本当に葉が茂り、花が咲き、実が生るように仕上がったかは疑問の多いところだ。
またこのコラムでは結婚式のスピーチに「糸偏は結婚式のスピーチに困った時には、都合の悪い部分は省略して使うと。結構受ける話が出来上がる。(*例えば『絆』という字だが)糸偏に半という旁を充てる。(*そしてその成り立ちは)半が意味するところは、半分の糸同士を結ぶと、一本の糸になる。半分では弱いが一本になれば強くなる。それでも、糸はいつかはほぐれてしまうものだと意味深長な説明がなされていた」とあるように、いずれ説明する文字の成り立ちを示す「字源(今も掲載中)」では、多くの漢字が「平易ではなく、複雑な変身をする」ことになる。続く
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