2020.10.21 言葉に関する章(4)
今回紹介するのは「2017.1.16 短文は難しい」に関するコメントを考えてみた。
最近、悪名高く人気のある「超激安通販」にはまっている。私は時計が好きなので実際何個か購入した。その中に発注がうまくいかなくてサポートセンターと連絡を取り合ったのは、SMSならぬSNSである。これはだれもが知るトランプ大統領が一躍有名にしたtwitter(ツイッター鳥がさえずっているアイコン)やFacebook( フェイスブック)に代表されるコミュケーションツールで、スマホでもできるが、大きなキーボードが使えるのが便利で画像などもアップできる。ひとつルールがあって、パソコンやスマートフォン(多機能携帯電話)などでメールアドレスやパスワード、名前を登録することが必要である。
少しも短文にならず前置きが長いが、先に示したネット通販の会員にならないと商売は成立しない。バーチャルな世界なので、実際モノが届いてみないと広告通りかは分からない。そこでババをつかまされた時にクレームをつけるのが先に紹介したようなSNS上で行われる。
そこで求めらえるクレームの内容を記述するのは一行分の空白に文字を埋めていかなければならないので、途中で文脈が分からなくなってしまう。目に見えるのは50文字(スマホだとその半分以下)くらいだから相手の術策にはまって途中で放り出してしまうのが落ちである。これは私の言い分でここのSNSは元々スマホだけを対象に構成されているようで、注文を受け送るだけで済むのならだれでもできることだ。ところが不良品が多いからどうしてもクレームをつけたくなる。返金を要求す時にはどこが悪いのか説明した上で複数の写真まで添付しなければならない。若い人ならいざ知らずやっとスマホを使い始めた高齢者には大きな難関で、多くはは諦めてしまうだろう。
本題に戻って如何に短文でこちらの意図を相手に伝えるかというのには、相当に難しく「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」と言うようにはいかないようだ。
[言葉に関する章へリンク]。続く
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