2020.10.6 工夫に工夫を重ねる
工夫というものは経験の積み重ねから生まれる。このことは「2014.2.14工夫するということ。2014.6.15 ひと工夫」を読みかえしてみて感じたことで、この二つのコラムを重ね合わせた結果分かったことだ。一例を上げると、モノづくりの知恵、工夫の続編で書いたハイバックチェアは結局場所を取るので家人からクレームが出て廃棄処分となった。それに代わってシンプルだが少し値の張る国産座椅子が今の作業中に使われている。場所を取らないよう袖なしにした。「羹に懲りて 膾を吹く(なますをふく)」感もあるが、こういった工夫も生活の知恵の一つと言えることだろう。そのことは、2014.2.14に書いた「モノの機能を自分にフィットさせるために工夫する」にあてはまるものと言えよう。
今回このホームページの一部改装中だが、これも苦肉の策で年のせいもあると思うが、何度も言うようで恐縮だが、足腰が弱くなって取材活動ができなくなった。結局このホームページの、あまり使われなくなった2つのポケットを止めて、新たに積み上げた資産(私から見たことに過ぎないが)を再活用して、目先を変えたページ造りチャレンジしてみた。 その評価は閲覧者の目にどう写るかにかかっている。
これも年のせいか何事にも興味が薄れていくようだ。感受性の低下とでも言おうか感性の劣化を感じている。
幸いなことに少し手法は変わったものの、このコラムはこうして書き綴られている。そうできるのは自分自身積み上げてきたデータベースもどきの過去の記録が残っているお蔭だ。よく年を取ると昔話ばかりを繰り返すというが、今回の手法もそれに似ている。しかし、自分ではそれに工夫を施している。エッセイの中に「記憶から記録へ」(初期のnoteのサイトマップ)に自分の記録したもをデータベース化することを記しているが、それが今また息を吹き返す時が来た。
まだ工夫に足りなさがあるかも知れない。それを少しづつ変えていくことが、工夫に工夫を重ねることだと言えよう。
う付き合うのかが課題といえよう。
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