日常細事2020


kiji

2020.11.16 言葉に関する章(12)
 この稿では「ネーミング」に関する表現を考えてみる。オリジナル原稿では薬のネーミングを紹介している。他の業種にもそれぞれヒットしたキャッチコピーは数多ある。
 少し趣向を変えて「その年の流行語大賞」について、ここ10年間の大賞と今年は何になるか5つほど候補を挙げて纏めることにする。
  (出典はWikipedia)
 最初は2011年で「なでしこジャパン」で、日本サッカー協会 (JFA) により編成される女子サッカーの日本代表チームの愛称。
 FIFA女子ワールドカップには全8大会に、オリンピックには6大会中4回に出場している。2011年のFIFA女子ワールドカップではアジア勢の代表チームとして初優勝した。キャプテンとして出場した「澤穂希(さわたまき)は2011年度のFIFA年間表彰式にて男女を通じてアジア人では史上初となる「FIFA最優秀選手賞」を受賞した。
 2012年は「ワイルドだろぉ」タレントのスギちゃんが ジーンズ生地のノースリーブと短パン、裸足という格好で、「○○だぜぇ〜? ワイルドだろ〜?」と言いながら、ワイルド、というより、勢いでやってしまって取り返しのつかないようなことを言い続けるネタを披露したのが大ヒットして受賞につながった。
 2013年は複数ある「今でしょ!」林修(東進ハイスクール・東進衛星予備校講師)東進の東大現役合格実績は、実績を公表している全国すべての塾・予備校の中で最大値となっており、日本一(2018年現在)である。
 「お・も・て・な・し」は、2013年に開かれた2020年東京五輪招致活動の最終プレゼンテーションで、フリーアナウンサーの滝川クリステルが行ったスピーチの中のフレーズ。日本人のホスピタリティ精神を表す日本語として紹介された。スピーチはフランス語で行われたため、一音一音、言葉を区切り、手振りを交えて伝えられた。東京五輪の招致成功に一役買ったフレーズとして話題となり、年間大賞を受賞した。
 この年は史上最多の4つあり、ほかの2つは「じぇじぇじぇ」と「倍返し」で、「じぇじぇじぇ」はNHK連続テレビ小説「あまちゃん」の中で、能年玲奈演じる「天野アキ」らが使う驚いたときの表現。「倍返し」はTBSのドラマ「半沢直樹」で主演の堺雅人が使った決め台詞で、いずれもテレビドラマを契機に流行した。(次号に続く)
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