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   モノ好き第一弾


日常細事からモノ関係をピックアップしてまとめてみた。今回はその第一弾。

2014.8.3 時計(mono)
 時計の電池交換を商店街の電気店に頼んだ。今回は久しぶりに(mono)時計をテーマにしたい。
 人は一日何回時計を見ることだろうか。欠かせない装身具のひとつだ。重宝な道具で腕時計などは男女を問わずいつも身に着けているmonoだ。(エッセイで時計の簡単な歴史について言及している)
 私はエッセイで書いたように、国産時計を代表する3社製の時計はいくつか持っている。TPOで腕に着ける時計の種類が変わる。時に応じて使い分けるという使い方だ。
 散歩やウォーキングに向いているのは、カシオのGshockでデジタルとデジアナの2個を使い分けている。それぞれに一長一短がある。デジタル型は多機能で実用一点張りだが、文字が小さくて老眼には少々見にくい。アナログ形式は機能的には落ちるが、見易いと言う利点がある。
 カシオは、比較的最近の製品なので、動力はソーラーで時刻合わせは電波時計仕様である。手入れは不要でタフが売りの製品だ。ストップウォッチ機能やタイマー、アラーム等々テンコ盛りの機能満載で小型コンピュータ並みだ。この2つは無骨で愛想がない。礼服には似合わない。それ用にはクオーツでボタン電池で動く、アナログ型のセイコーを装着することにしている。ムーンフェースが月齢を表示する、とてもおしゃれでレトロな風情を漂わす逸品だ。これは宝物待遇で、普段は小箱の中で眠っており、少なくなった出番を待っている。
 こうして見ると、デジタルにはデジタルの、アナログにはアナログの顔のようなものがあり、時計とは不思議な魅力を備えたグッズだ。


2014.8.15 健康器具<前編>(mono)
 どこの家にも孫の手のような健康器具が、2つや3つは転がっている筈だ。我が家にも大小取り混ぜてかなりの数のその手の器具がある。身体のあちこちが痛い時、対症療法的にこうした道具は使われる。小さい道具から、電気仕掛けのマッサージ器まで、その時々で使い分けている。
 そこで、今回はそれらのモノを前・中・後編に分けて、木や竹製品のモノと、プラスチックや電気で動くモノを紹介する。(製品の画像はここをクリック
 指圧棒というのがある。これは円錐形に削った木製品で、躰のツボを押して使う。実はそのツボの構造は、本を見れば分かるが覚えられない。100近いツボが存在すると言われるから、覚えられるはずがない。その都度本を参照して、痛い場所を確定している。
 孫の手は、旅行先の物産店で買ったモノ。竹細工で背中が痒い時に重宝だ。先っぽが孫の手のひらのように可愛らしいので、そう名付けられているのだろう。これは本棚の後ろに落ちた小物類を引きずり出すのにも便利だ。
 肩たたき器。これも民芸品らしい。取っ手の先に球状の頭が付いていて、それで凝った箇所を叩くとういう仕掛けだ。軸の部分にはローラーまでついていて、モモなどの上で転がし刺激すると気持ち良い。
 踏み竹は、どこにでもある定番の道具で、太い孟宗竹を65センチ位に切り、半分に割き、中心部に2列各5個ほど小さい穴が穿ってある。土踏まずでその穴の部分に足を載せ立って、足踏みすることで足裏のツボを刺激するというものだ。(中編に続く)

2014.8.18 健康器具〈中編〉(mono)
 足踏みローラーは、座ったままで足をローラーの上に乗せ、蹴り出すように回してやる。回転するローラーには丸い突起物が魚の鱗のように付いており、適度に足裏を刺激して気持ち良い。(製品の画像はここをクリック)
 続いて金田式健康棒というのがある。これはかの有名な球史に残る金田正一氏が考案し、発売したもので、40年ほど前に購入した。見た目は木刀を真っ直ぐにし、丸く削り、両端をこけしの頭のように丸くしたもので、ストレッチをする時、色々と使い道がある。屈伸運動や腰の回転など梃(テコ)のようにして使う。樫でできているので丈夫で長持ちの見本みたいな健康具だ。すっかり手に馴染みあめ色の艶が出ているのもいいものだ。
 今までに説明してきた健康具は、自然素材のぬくもりのあるモノである。これから説明するのは加工素材で電気でモーターを動かすものもある。
 先ず金属ローラーだが、片手に乗るくらい小さい。強化プラスチックの枠組みに金属製のトゲトゲが表面を覆うローラーが付いている。このローラーを動かして、直接ツボを刺激してやる。片手で操作できるし、軽いので身近な場所に置き使っている。
 次はおなじみの中山式快癒器で、プラスチックの台座に金属のボールを埋め込んで、バネを利用してツボを刺激すという仕掛けだ。2つ玉と4つ玉の2種類ある。
 孫の手に似ているが背中を掻くのではなく、ツボを押す背中ツボ押し器(勝手に呼称)というのもある。硬質のプラスチックをU字型に曲げ、手元にグリップ、先端に爪が付いている。ツボを探して、自分で力加減して圧迫する。グッズはまだ続く(後編へ)

2014.8.21 健康器具〈後編〉(mono)
 肩たたき器には電動式もある。角度や振動を変えることができる。残念なのは少し重くて、長く使っていると肩が凝ってしまうことだ。今では殆ど使われていない。
 低周波のパルス波を発生させて治療するオムロン低周波治療器というものもある。これはコントロールパネルとパッド(交換式)とセットで電池で動く。パッドを治療したい箇所に左右または上下に2箇所貼る。パネルで指定された部位を選びモミ方や強度を選ぶことができる。強度が10を超えると、貼った場所がピクンピクンと動き、感電したような感覚を覚える。余り気持ちいいものではない。パッドは水を塗ってやれば繰り返し使えるが、もう古いので交換パッドがあるかどうかは分からない。
 最近2つほど通販で購入したグッズがある。その一つは腰痛防止クッションと呼ぶもので、運転者の腰痛防止を目的に販売されたものだ。低反発のクッション素材を使っており、結構効果があるようだ。中にバイブレータが付いているが、シガーソケット用のプラグしかない。家で使うためにAC変換器を購入してしまった。サービスが半端な製品だ。
 最後に紹介するのが首もみマッサージャーという製品。これは中々の優れもので、首だけでなくほとんどの部位で使える。中にモミ玉が入っており、コリコリと回転し凝りを解消する仕組みだ。他にもバイブレータや温熱ヒーター、15分タイマーも付いている。結構強力で、ライフジャケットの首の部分のような形状で、軽くて使いやすい。
 私はコリ性なので、このように凝りをほぐす道具は色々使っているのだが、一時しのぎの道具と割り切っている。
製品の画像はここをクリック)

2014.2.13 イヤフォン(mono)
 日々の暮らしの中で楽しみは欠かせない。その一つに音を楽しむということがある。
 主に音楽であるが、生で聴くのが一番だが、一流アーティストの公演に行くのなどという機会も少ないし、経済的にも難しい。
 そこで、生を録音したものを聴くというのが一般的である。世界中のアーティストをCDに収めたものを、ツタヤなどでレンタルして聴くのが安上がりで、コピーも可能だ(違法だと思うが)。
 ここからが本題。ひとり誰にも煩わされず音の世界に浸るのに、私はイヤフォン(イヤホン)を使う。ヘッドフォンは音質はいいが、散歩用には不向きだと思う。
 このイヤフォンなるもの、まさにピンからキリまである。安いのは100円ショップのものから、高いものは2万円もするもの(価格コムでは売れ筋は2万円以上)まである。
 イヤフォンの方式(密閉型が多いが、外部の音が遮断されるので散歩には使えない)により音質は違うが、100円ショップのものは音質が悪く、素材も壊れやすいので、ニュースなどの番組を聴くぐらいが限界といえよう。
 壊れるのは高額品でも同様で、壊れやすさの共通点として、イヤフォンジャックの差し込み口でイヤフォンケーブルが断線しやすい。被膜のビニール部分が裂けて中の銅線が見えたら寿命と考えていいだろう。
 もう一つの問題点は、人の耳の穴は左右対称ではなく、微妙に形状が異なっているようだ。
 私の場合左側の耳の入り口が引っかかりが弱く、イヤフォンが直ぐに抜け落ちてしまう。値段に関係なく抜けやすい。
 最近になってシリコンキャップのついたスポーツ用のイヤフォンを入手した。これは捻り込むような形で耳にセットする。シリコンなので、粘り気があり、抜け落ちない。音質も良い。つい最近発売されたもので、これはヒットの予感がする。

2015.8.16 帽子が好き
 この時期帽子は外出時の必携アイテムで、頭を直射日光から守るのには欠かせない。日傘もあるが、これは身体全体に影を作るので、女性に多く使われるアイテムだ。帽子を被るのは人の好みなのか、被らない人も多い。私は帽子愛好家である。
 帽子の種類は多く、好みもあって、全種類使っているわけではない。一応帽子の種類を上げると、ハット、キャップ、ハンチング、ニット帽、ベレー帽、キャスケットなどというものがあり、それぞれ形で分類しているようだ。
 私が使ったことが無いものも多くあるが、自分で持っているものは、時と場合によって使い分ける。
 ハットというのは、全方向につばのある帽子のことで、ファショナブルなのでおしゃれでダンディーなイメージが強いという。中折れ帽とかソフトハットと呼ばれ、スタンダードなフォーマル帽であるので、何にでも似合う。私は黒い太い糸で編まれたものを25年ほど使っているが、頭にフィットして一番のお気に入りだ。人と会う時などはこれを被っていく。
 次がキャップであるが、これは運動帽のこと。特に野球帽で知られている。もともと長く野球をやっていたので、野球帽は欠かせない。ダメになったのが殆どだが、今でも4個ほど残っており、散歩の度にとっかえひっかえして生かしている。私は普通より頭の周囲が狭い(頭が小さい)ので、フリーサイズの調節できるものでないとフィットしない。それでもぎりぎり絞るほど小さい。日差しが強い今は、つばの長いのを主に愛用している。
 ほかにも頭部が円筒形の作業帽や、ハンチングなどもある。登山用で雨用のもあるが、今は殆ど使わない。夏の子どもと言えば麦わら帽。これも今では思い出のモノになってしまった。
 このように帽子好きにとって、外出には離せない必須アイテムのひとつだ。よく帽子を被る職業(警官など)の人は早く禿げるというが、そんなことは無いと思う。むしろこれは遺伝の方が大きく左右すると言って間違いない。 外はまだまだ暑い。多くの無帽の人に忠告。無帽で出かけるのは無謀だ。

2015.8.27 折畳み机・椅子(mono)
 仕事に机と椅子はつきもの。私も年中パソコンに向かっているのだが、狭い家で書斎など望むべくもなく、空いた場所を探して、そこを作業場としている。パソコンを置く机と座る場所さえあれば、そこが私の書斎となる・
 作業場所は、その時により移動するので、テーブルにしろ椅子にしろ場所を取るものはダメで、折り畳み軽量なものに限られる。 作業のスタイルも椅子に座ってするか、座椅子で低い位置で足を伸ばしてするか。はたまた寝転んだ状態でするか、TPOで大きくは三つの形をとるといえよう。
 座椅子を使う場合は、丈の低い折脚和風座卓が適している。パソコンをやりながら、食事を摂るだけの余裕のあるスペースが確保できる。作業をする大半の時間をこの座卓の前で過ごすことが多い。長時間座っていると腰に来るので、適度に腰のストレッチをするので、身体のためにも良い。椅子のところで紹介したが、座椅子もそれに応じたしっかり腰にフィットする造りのものを選んでいる。
 職場で仕事をする時は、テーブルとキャスタ付ーきの高さ調節できる椅子がセットになっているのが普通だ。それが一番長時間の事務作業に向いているからだろう。
 それに似た環境を作って作業する場合もある。折り畳んで場所を開ける必要があるので、これにはキャンプ用の椅子とテーブルをイメージしたら分かりいい。両方ともアルミのパイプ構造で簡単に組立ることが出来で軽量なものを使っている。使い勝手はいまいちだが、すべての好みに合うものなどを求めるのは土台無理な話である。椅子は小型のデッキチェアでテーブルは高さ調節ができるものをセットにして作業場とする。
 最後に紹介するのが寝転んで作業できる、怠け者用の折り畳み式パソコン台である。これはお盆くらいの大きさなので、タブレット型のパソコン程度の大きさを載せるのが限界だ。寝転んで台の足を広げてロックすればでき上がり。滑り止めが付いているので、斜めにして本なども読める。こういう使い方は横着の極みだが、すぐ眠くなるし、首も痛くなるので、便利なようで便利でないものもある。 他にもあるのだが、共通していえることは、どこでも書斎化できる工夫をすることである。

2015.9.3 ケース・箱(mono)
 メガネを家中あちこちに置いて使い分けているという話をこの中でも以前したが、メガネにケースは付きものだ。これはメガネを守るために必要だからで、メガネの数だけケースがあることになる。大小取り混ぜ、ハードケースあり、ソフトケースあり、万年筆型小型ケースありと多様である。この他にメガネスタンドなどもあるから、やたらと目につく存在となる。他に使いようがないのも始末が悪い。
 ケースはメガネだけのものではない。見渡してみても、薬を入れるピルケース、多色水彩ペンを入れる筆入れ、ケース付書籍といくらでもある。
 ケースというモノは、実際に使うものを収納するためのもので、脇役の存在である。にも拘らず本体を隠し込んでいるので、恰も主役のような顔をして居座っている。
 次は箱であるが、最近は通販でモノを購入するので、配達は宅配便になる。よく店買いなどでは「シールでいいですよ」などと余計な包装を断るが、宅配便はそうはいかない。小さいものでも段ボールに入れて送って来る。開梱したら即資源ごみへと処分してしまう。お中元やお歳暮で送られてくる贈答品の化粧箱や缶には、物入れとして再利用できるものも少なくない。中には容器に人気があるものさえある。中身は一時のものだが、箱や缶は何年も使い続けられることになる。
 一方、箱で始末に困るのがパソコン関係の箱である。初期不良などで返品も考えて、保証期間(大抵1年間)は残しておく。それがいつの間にか何年も居着いてしまう。これがまた場所を占拠する元凶となる。他に使いようのない代物だから、これまた始末に困る。本体が廃棄されても残っている豪のモノすらある。
 別に処分しても問題ないのだが、そういうのに限って置き場所が奥の方にあり、探り出すのが面倒臭く、ほっとくことになる。毎度の話、始末できない人間が一番始末に負えないのかもしれない。

2015.10.12 袋(mono)
 世の中で溢れるほどに使われているのが袋類である。今回は身の回りにある袋のついて考察する。
 日常最も手にする機会が多いのが、ポリエチレン(ポリ系)のレジ袋だ。コンビニ、スーパー、弁当屋などで買うものは大概レジ袋に入れてくれる(エコからマイバックの主婦も増えている)。一方減ってはいるが紙袋もあり、贈答用の菓子などは紙袋に入れて渡す方が高級感を与える。紙は素材としては弱いが、形や色、質感などデザイン面で利点があるのかもしれない。
 資源ごみなども袋に入れて出される。数え上げると袋の用途は非常に多岐にわたる。
 ポリ袋について調べてみると、ポリ袋には2種類あり、スーパーなどで目にするロゴ入りの薄いポリ袋は、白くて不透明な高濃度ポリエチレンで作り、魚や肉などを入れる透明な袋は低濃度ポリエチレンで作るのだそうだ。
 なお、ビニール袋と呼ぶのは誤用だそうで、今はすべてポリ系なのだという。
 素材についてはその位にして、袋は大きさや形でも用途が違ってくる。私の場合薄くて、透明で、軽いセロファン状の、はがきサイズのポリ袋を写真を送るときに使う。傷や指紋が付かないので良い。さらに小さい袋も使う。チャック付きの錠剤入れで、外で薬を飲むときに用いる。
 本のカバーも袋扱いするなら、文庫本などは持ち歩くときにポリエステルの布状のカバーは、使いまわしもできて便利である。
 100均ショップに行けば、いろいろな袋を売っている。使い捨てのポリ袋以外では、ポリエステルやアクリルの小物入れが多く、電気小物や文具など、ここで調達する袋物は多くある。
 袋物と表現すると、何かバッグなどを想像してしまう。どこに境界を設ければいいか見当がつかないが、どちらかと言うと消耗品扱いされるものをここでは袋ということで、思いつくままに取り上げてみた。

2016.1.5 レンズmono
 私たちの身の回りには、レンズに関わるモノが数多く存在する。これまでもそれらの製品は多く取り上げてきた。今回は今年一年をよく見通せるようにとの願いを込めてレンズをテーマにした。
 レンズ製品は、先ずメガネを筆頭にカメラ、拡大鏡(ルーペ)望遠鏡など色々ある。 
 これから手始めに取り上げるレンズ製品の代表格の老眼鏡も2013年10月8日に紹介したことがある。今回は視点を少し変え、レンズとしてのメガネを取り上げてみた。
 これらの製品は、レンズを使った道具の一種である。使い方によって形は違うが、人の目に入る光の量や網膜に写る映像を加工するということでは共通の働きをする。それぞれの機能によって形状や構造が異なる。
 メガネにしても一見単純な形ではあるが、人の顔の形や目の具合は異なるので、求める人の目に合わせて加工されたものが揃っている。
 前にも紹介したが、1台ですべてすっきりすれば問題ないのだが、何本も使い分けるようになる。物を書くときの近距離の老眼鏡、テレビを視る時の中近用、外で使う遠近両用と言った塩梅である。
 一番単純な老眼鏡は100均ショップでも売っている。品質はともかく、見えることは見える。老眼の度合いによって、大体次のように分類されている。
 度数目安表というのがあるので、それに基づいて説明する。これは老眼度数と年齢の目安を基準にしている。
 75歳以上は+4.5(これは殆ど入手困難)、70歳以上は+4.0、65歳以上は+3.5、60歳~65歳までが+3.0とまあ大体こんなところが老眼鏡と言えるだろう。 
 無論市販の老眼鏡は物を読んだり書いたりするときしか使えないので、普段は遠近両用のメガネを持ち歩いている。これは細かい検査をして、軽い(レンズも薄くフレームもチタンなどの軽い素材)ものを誂えれたものだ。それぞれ一長一短があり、もともとが遠視なので歩くときはかけない方が多い。今回はメガネで終わってしまったが、機会をみてレンズmonoは書いてみたいと考えている。







 2020.12.12~2020.12.22



 


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