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01愛染明王aizen 2016/paint/buddhist/aizenmyouou
密教特有の憤怒相を主とする尊格である明王の一つ。愛染明王は一面六臂で他の明王と同じく忿怒相であり、頭には獅子の冠をかぶり、宝瓶の上に咲いた蓮の華の上に結跏趺坐で座るという、大変特徴ある姿をしている。その身色は真紅であり、後背に日輪を背負って表現されることが多い。 |
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02阿修羅像asyura
八部衆または二十八部衆(中国では二十八天)に属する、仏教の守護神。略して修羅(しゅら)ともいう。六道の一つであり、戦闘をこととする鬼類。阿修羅は正義を司る神といわれ、帝釈天は力を司る神といわれる。
阿修羅の一族は、帝釈天が主である忉利天(とうりてん、三十三天ともいう)に住んでいた。また阿修羅には舎脂という娘がおり、いずれ帝釈天に嫁がせたいと思っていた。しかし、その帝釈天は舎脂を力ずくで奪った(誘拐して凌辱したともいわれる)。それを怒った阿修羅が帝釈天に戦いを挑むことになった。
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03阿弥陀如来像amida
阿弥陀如来(あみだにょらい)は、大乗仏教の如来の一つである。阿弥陀仏(阿弥陀佛)ともいい、また略して弥陀仏ともいう。
鎌倉時代初期から、阿弥陀如来の教えである、南無阿弥陀仏を唱えれば、凡夫もすべて極楽へ行けるという浄土真宗の教えは、武士や農民を中心に圧倒的な支持を受け広がっていった。
それまでの仏教には、殺生をする漁師や魚屋、武士などが成仏できないという教えがあったためとも言われている。
他力本願は、特別な修行をしたものだけが成仏できるとされたそれまでの仏教に、新しい概念をもたらした。
阿弥陀如来の第十八願を本願とすることからきた十八番や、あみだくじ、あみだ笠、あみだ被りなどの言葉も、阿弥陀如来に関連してできた言葉と言われている。 |
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04弥勒菩薩像miroku
弥勒菩薩(みろくぼさつ)は仏教において、釈迦牟尼仏の次に現われる未来仏であり、大乗仏教では菩薩の一尊である。
弥勒は現在仏であるゴータマ・ブッダ(釈迦牟尼仏)の次にブッダとなることが約束された菩薩(修行者)で、ゴータマの入滅後56億7千万年後の未来にこの世界に現われ悟りを開き、多くの人々を救済するとされる。それまでは兜率天で修行(あるいは説法)しているといわれ、中国・朝鮮半島・日本では、弥勒菩薩の兜率天に往生しようと願う信仰(上生信仰)が流行した。 |
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05金剛力士立像niou
金剛力士(こんごうりきし)は仏教の護法善神(守護神)である天部の一つ。サンスクリットでは「ヴァジュラパーニ」と言い、「金剛杵(こんごうしょ、仏敵を退散させる武器)を持つもの」を意味する。開口の阿形(あぎょう)像と、口を結んだ吽形(うんぎょう)像の2体を一対として、寺院の表門などに安置することが多い。一般には仁王(におう、二王)の名で親しまれている。
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薬師如来坐像 yakusinyorai
薬師如来は東方浄瑠璃世界(瑠璃光浄土とも称される)の教主で、菩薩の時に12の大願を発し、この世門における衆生の疾病を治癒して寿命を延べ、災禍を消去し、衣食などを満足せしめ、かつ仏行を行じては無上菩提の妙果を証らしめんと誓い仏と成ったと説かれる。 |
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06大日如来像dainitinyorai
「無相の法身と無二無別なり(姿・形の無い永遠不滅の真理そのものと不可分である)」という如来の一尊。通常、仏の悟りの境地そのものである法身は、色も形もなく、説法もしないとされるが、大日如来は法身でありながら説法を行うという。また、それは過去・現在・未来の三世にわたっているとされる。
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07文殊菩薩monju
詳しくは文殊師利法王子(青年たるマンジュシュリー)菩薩。初期の大乗仏教経典において堅固な精神統一(首楞厳三昧(しゅりょうごんざんまい))の体現者、仏に説法を請願し対話の相手役を務める菩薩の代表者などとして現れる。とくに般若(はんにゃ)経典との関係は深く、仏滅後に実在した菩薩、または無限の過去にすでに悟りを得た仏の現れ、菩薩の父母とされ、初期般若経典の形成に直接関与した実在の人物を背景として理想化された菩薩であると推定されている。
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08観音菩薩坐像kannnonsama
観音菩薩(かんのん ぼさつ)は、仏教の菩薩の一尊。観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)または観自在菩薩(かんじざいぼさつ)ともいう。救世菩薩(くせぼさつ・ぐせぼさつ)など多数の別名がある。一般的には「観音さま」とも呼ばれる。『観音経』などに基づいて広く信仰・礼拝の対象となっている。また、『般若心経』の冒頭に登場する菩薩でもあり、般若の智慧の象徴ともなっている。浄土教では『観無量寿経』の説くところにより阿弥陀如来の脇侍として勢至菩薩と共に安置されることも多い。観音菩薩は大慈大悲を本誓とする。 |
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09毘盧(びる)遮那如来 birusyana
毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)は、大乗仏教における仏の1つ。華厳経において中心的な存在として扱われる尊格である。密教においては大日如来と同一視される。太陽のように万物をあまねくてらす宇宙の根元的存在。
密教では大日如来と同一。華厳(けごん)経や梵網(ぼんもう)経に説かれる。日本では天平勝宝(てんぴょうしょうほう)4年(752)開眼された奈良東大寺の大仏像が有名。略して盧舎那仏(るしゃなぶつ)ともよばれる。
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地蔵菩薩像jizou
地蔵菩薩(じぞうぼさつ)は、仏教の信仰対象である菩薩の一尊。釈尊が入滅してから弥勒菩薩が成仏するまでの無仏時代の衆生を救済することを釈迦から委ねられたとされる 。彼の図像的表現はしばしば比丘(びく)(修行者)の姿をとり、剃髪(ていはつ)し、錫杖(しゃくじょう)と宝珠(ほうしゅ)を持つ。天上から救済活動を行う他の仏、菩薩と違い、自ら六道(ろくどう)を巡るこの菩薩は、中国、日本で庶民の人気を得た。
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