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   絵物語 復刻版 八百万神(131-145)

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131クニノトコロタチノカミ
国之常立神(くにのとこたちのかみ)
日本神話に登場する神。『日本書紀』においては初めての神とされる。日本神話の根源神として一部神道・新宗教で重要視されている。
『古事記』では国之常立神、『日本書紀』では国常立尊(くにのとこたちのみこと)と表記される。別名を国底立尊(くにのそこたちのみこと)ともいう。
『古事記』において神世七代の最初の神とされ、別天津神の最後の天之常立神(あめのとこたちのかみ)の次に現れた神で、独神であり、姿を現さなかったと記される。『日本書紀』本文では天地開闢の際に出現した最初の神としており、「純男(陽気のみを受けて生まれた神で、全く陰気を受けない純粋な男性)」の神であると記している。

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132ヒルコノカミ
水蛭子(ひるこ)の神
『古事記』において国産みの際、イザナギ(伊耶那岐命)とイザナミ(伊耶那美命)との間に生まれた最初の神。しかし、子作りの際に女神であるイザナミから先に男神のイザナギに声をかけた事が原因で不具の子に生まれたため、葦の舟に入れられオノゴロ島から流されてしまう。後世の解釈では、水蛭子とあることから水蛭のように手足が異形であったのではないかという推測を生んだ。あるいは、胞状奇胎と呼ばれる形を成さない胎児のことではないかとする医学者もある。 蛭子は「えびす」と読むので恵比須様と同一神とされる。

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133ヒノカグツチノカミ
火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)
『伊邪那岐神』、『伊邪那美神』の間に産まれた神。しかし『火の神』であった為に、出産をした『伊邪那美神』が火傷を負い死んでしまう。これに怒った『伊邪那岐神』は腰にさしていた十拳剣(とつかのつるぎ)を抜きはなち、火之迦具土神の首を斬り落としてしまう。『火之迦具土神』の流した血から数々の神が生まれる事になる。ほかの呼ばれ方もとても多く、石折神(イワサク)・根折神(ネサク)・石筒之男神(イワツツ)が生まれ、鍔からしたたった血から甕速日神(ミカハヤヒ)・樋速日神(ヒハヤヒ)・建御雷之男神(タケミカズチ)が生まれた。

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134クラオカミノカミ
闇淤加美神(くらおかみのかみ)
日本の水神としては、淤加美神(おかみのかみ)があります。字は難しくて龗(雨冠に口三つ、下に龍)と表示されますが、この神には闇淤加美神(くらおかみのかみ)と高淤加美神(たかおかみのかみ)が対になっていて、どちらかが女神ではないかという推測もできますが、また罔象女神(みつはのめのかみ)は水の女神で、高淤加美神と対になっているというのもあるようです。この絵は女神をモデルにして描いた。

 

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135シナツヒコノカミ
志那都彦比古神(しなつなひこのかみ))
風の神でもあるシナツヒコ神は、自然の恵みを運ぶありがたい存在であり、自然の脅威でもある。イザナギ、イザナミの子。日本書紀では日本列島にかかった朝霧をイザナギが息で吹き飛ばすと、その息が神となったのがシナトベ(別名シナツヒコ)とある。

 


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136トリノイハクスフネノカミ
鳥之石楠船神(とりのいわくすふねのかみ)
イザナギとイザナミの間に生まれた神。別名が天鳥船(アメノトリフネ)で、日本書紀では鳥磐櫲樟橡船(トリノイワクスフネ)と書かれます。
日本書紀にはタケミカヅチとフツヌシを乗せる乗り物として「熊野諸手船(クマノノモロタノフネ」…別名を天鳩船(アマノハトフネ)、というのが登場します。

 

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137ナキサワメノカミ
泣沢女神(なきさわめのかみ)
太古の日本には、巫女が涙を流し死者を弔う儀式が存在し、そのような巫女の事を泣き女という。この儀式は死者を弔うだけではなく魂振りの呪術でもあった。泣き女は神と人間との間を繋ぐ巫女だった。ナキサワメは泣き女の役割が神格化したものとも言われており、出産、延命長寿など生命の再生に関わる信仰を集めている。また、雨は天地の涙とする説があり降雨の神様としても知られている。


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138オモイカネノカミ
思金神・思兼神おもいかねのかみ)
日本神話で、高皇産霊神(たかみむすびのかみ)の子。天照大神(あまてらすおおみかみ)が天の岩屋に隠れたとき、誘い出す計画を立てた思慮深く、多くの知恵を持ち高天原の知恵袋ともいえる存在の神。八意思兼神(やごころおもいかねのかみ)。

 


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139アメノコヤネノミコト
天児屋根命(あめのこやねのみこと)
高天原で天照大御神に仕え、祭司という重要な役目を任された。神を喜ばせる言葉祝詞の生みの親である。通称春日権現と呼ばれている。
名前の「コヤネ」は「小さな屋根(の建物)」[8]、または「言綾根(ことあやね)」の意味で、名義は「天上界の小屋根(託宣の神の居所)」、または「祝詞を美しく奏上すること」と考えられる

 

 

チューリップ

140クシナダヒメ
櫛名田比売(くしなだひめ)
高天原を追放されて出雲に降り立ったスサノオは、ヤマタノオロチという怪物に毎年娘を食われているアシナヅチ・テナヅチの夫婦と、その娘のクシナダヒメに出会った。彼らの話によると、もうじき最後に残った末娘のクシナダヒメも食われてしまう時期なのだという。哀れに思うと同時に、美しいクシナダヒメが愛しくなったスサノオは結婚する。
スサノオとの結婚が決まると、クシナダヒメはすぐにスサノオの神通力によってその身を変形させられ、小さな櫛に変えられた。櫛になった後はそのまま櫛としてスサノオの髪に挿しこまれ、ヤマタノオロチ退治が終わるまでその状態である。ヤマタノオロチ退治の準備はスサノオの指示で、アシナヅチとテナヅチが行った。
櫛になったクシナダヒメを頭に挿したスサノオは、見事十束剣によってヤマタノオロチを退治する。ヤマタノオロチを退治した後、スサノオはクシナダヒメと共に住む場所を探して、須賀の地に宮殿を建てた。


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141アシナヅチ・テナヅチ
足名椎命・手名椎命(あしなづち・てなづち)
日本神話のヤマタノオロチ退治の説話に登場する夫婦神である。二神はオオヤマツミの子で、出雲国の肥の川の上流に住んでいた。8人の娘(八稚女)がいたが、毎年ヤマタノオロチがやって来て娘を食べてしまい、スサノオが二神の元にやって来た時には、最後に残った末娘のクシナダヒメを食いにオロチがやって来る前だった。二神はスサノオがオロチを退治する代わりにクシナダヒメを妻として差し上げることを了承し、オロチ退治の準備を行った。このとき、スサノオによって娘のクシナダヒメは櫛に変えられた。

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142スセリヒメノミコト
須勢理毘売命(すせりびめのみこと)
素戔嗚(すさのお)尊の娘で大国主神の妻。八千矛神(=大国主)が高志国の沼河比売のもとに妻問いに行ったことに対し須勢理毘売命は激しく嫉妬。困惑した八千矛神は大倭国に逃れようとするが、それを留める歌を贈り、二神は仲睦まじく鎮座することとなった。 さまざまな難題を解決して正妃とする求婚譚で知られる。出雲の大神大后(おおかみおおきさき)神社にまつられる。

 



143オオヤビコノカミ
大屋毘古神(おおやびこのかみ)
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)・伊邪那美命(いざなみのみこと)2神の子。家屋や木をつかさどる神。八十神に迫害された大穴牟遅(おおなむじの)神を,紀伊(きい)で木の股をくぐらせて,須佐能男(すさのおの)命のいる根の堅州(かたす)国へにがしたとつたえられている。

 

 

144スクナビコナナノカミ
少名毘古那神(すくなびこなのかみ)
『日本書紀』では少彦名命(すくなひこなのみこと)、『先代旧事本紀』では天少彦根命(あまのすくなひこねのみこと)、『出雲国風土記』では須久奈比古命、『播磨国風土記』では小比古尼命(すくなひこねのみこと)、他に須久那美迦微、少日子根などと表記する。
『古事記』では神産巣日神(かみむすびのかみ)の子とされ、『日本書紀』では高皇産霊神(たかみむすびのかみ)の子とされ、系図史料には天湯河桁命の子とされる。
スクナビコナは、国造りの協力神、常世の神、医薬・温泉・禁厭(まじない)・穀物・知識・酒造・石の神など多様な性質を持つ。
酒造に関しては、酒は古来薬の一つとされ、スクナビコナが酒造りの技術を広めた。

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145オオモノヌシノカミ
大物主神(おおものぬしのかみ)
大和(奈良県)の三輪(みわ)山に鎮座する神で,大神(おおみわ)神社の祭神。大国主(おおくにぬしの)神の異名ともいう。国津神(くにつかみ)の代表的存在で,国譲り後たくさんの国津神をひきいて皇孫をまもったなど,おおくの説話をもつ。蛇の姿をしており,農業の守護神でもある。


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