homewatchimagepaintpre2015

 改訂版 時の歳時記毎月の花(写真集)スライドショウはこちら 


1月の花フクジュソウ 「福寿草」Adonis. ramosa
キンポウゲ科 フクジュソウ属
花期は初春であり、3-4cmの黄色い花を咲かせる。
地に低く幸せありと福寿草(保坂 伸秋)
2月の花ウメ「梅」Japanese apricot
バラ科サクラ属の落葉高木、毎年2月から4月に5枚の花弁のある1センチメートルから3センチメートルほどの花を葉に先立って咲かせる。花の色は白、またはピンクから赤。
春もややけしきととのふ月と梅(芭蕉)
3月の花コブシ「辛夷」Magnolia kobus
モクレン科モクレン属の落葉広葉樹の高木。早春に他の木々に先駆けて白い花を梢いっぱいに咲かせる。別名「田打ち桜」。
たんぽぽや日はいつまでも大空に  汀女
4月の花サクラ「桜」Prunus, Cerasus
バラ科モモ亜科スモモ属の落葉樹の総称。日本において観賞用として植えられているサクラの多くはソメイヨシノという品種である。英語では桜の花のことをCherry blossomと呼ぶのが一般的
四方より花吹入りてにほの海  芭蕉
5月の花ボタン「牡丹」Paeonia suffruticosa
ボタン科ボタン属の落葉小低木。別名は「富貴草」「富貴花」「百花王」「花王」「花神」「花中の王」「百花の王」「天香国色」 「名取草」「深見草」「二十日草(廿日草)」「忘れ草」「鎧草」「ぼうたん」「ぼうたんぐさ」など多数。
低く居て富貴をたもつ牡丹かな 太祇
6月の花アジサイ「紫陽花」Hydrangea macrophylla
アジサイ科アジサイ属の落葉低木の一種である。6月から7月にかけて開花し、白、青、紫または赤色の萼(がく)が大きく発達した装飾花をもつ。
紫陽花の浅黄のままの月夜かな 花蓑
7月の花ヒマワリ「向日葵」Helianthus annuus
キク科ヒマワリ属の一年草である。種実を食用や油糧とするため、あるいは花を花卉として観賞するために広く栽培される。
朝露によごれて涼し瓜のつち  芭蕉
8月の花サルスベリ「百日紅」Lagerstroemia indica
ミソハギ科サルスベリ属の落葉中高木。花は紅の濃淡色または白色で、円錐花序になり、がくは筒状で6裂、花弁は6枚で縮れている。8月頃咲く。
われの星燃えてをるなり星月夜  虚子
9月の花ヒガンバナ「彼岸花」 Lycoris radiata
ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草である。全草有毒な多年生の球根性植物。道端などに群生し、9月中旬に赤い花をつけるが、稀に白いものもある。
つきぬけて天上の紺曼珠沙華  山口誓子
10月の花キク「菊」Chrysanthemum
キク科キク属の植物。日本では、薬草や観賞用植物として平安時代より用いられ、宮中では菊の節句とも呼ばれる重陽の節句(旧暦9月9日)が明治時代まで行われ、現在でも皇室園遊会として行われている。
いざよひのいづれか今朝に残る菊  芭蕉
11月の花サザンカ「山茶花」Camellia sasanqua
ツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹。サザンカの名は山茶花の本来の読みである「サンサカ」が訛ったものといわれる。秋の終わりから、冬にかけての寒い時期に、花を咲かせる。
鶏頭の黒きにそそぐ時雨かな  子規
12月の花「シクラメン」Cyclamen
サクラソウ科シクラメン属に属する地中海地方が原産の多年草の球根植物の総称である。日本においては秋から春にかけて花が咲く。一重や八重、花の色は白や赤・黄・桃色などと多様性に富んでいる。
何もかも知ってをるなりかまど猫  風生





Copyright 2013 Papa's Pocket All Right Reserved.