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ささぶねの道(写真はここをクリックして御覧ください)

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 都築中央公園、鴨池公園、茅ヶ崎公園をむすぶ緑道が、ささぶねの道と名付けられている。今回はせせらぎ緑道のうち、ささぶねの道を紹介することにする。(写真1)都筑区役所の玄関口を左に見て、真っ直ぐ進むと、都築中央公園の中央階段の下に出る。ここに写真で示した石碑がある。目の前にある長い石段を登ると、公園の散策コースに入る。
 ささぶねの道はせせらぎの道の一部なので、小川(せせらぎ)沿いの左の平坦な道を歩くコースである。50mほど歩くとささぶねの道の案内図がある。(写真2)
 冬の林は、葉を落とした樹木と、緑の葉を残す樹木の2色に色分けされる。コナラ、クヌギ、クリ、サクラの類は葉を落とし、スギ、ヒバ、モミなどの常緑針葉樹は青々と色付いている。(写真3)都筑の林は常緑樹が多く、緑に囲まれた道が続く。狭いところは幅約30m位しかない緑道だが、周囲の居住地を意識させないところが、にくい設計だ。
 公園の外れにある蛍見橋はケヤキの枯れ葉が道路の片隅を埋めている。(写真4)ここで、方向を左に取り石畳みの道を進む。ここでささぶねの道の最も魅力的なせせらぎの流れを眼と耳で味わって頂こう。(動画)
 ゆっくりと歩みを進め、新羽荏田線の陸橋(写真5)をくぐると、ささぶね橋に行き着く。(写真6)
 橋を渡ると鴨池公園と彫られた石の標識がある。(写真7)ここは、ちょっとした広場になっており、幾筋もの道の分岐点になっている。正面には子供ログハウス(写真8)があり、休日には小学生で賑わう施設である。
 鴨池公園はひょうたんのような形をしており、鴨の住む池はその口の部分にある。そこまで500mほど足を伸ばすことになる。公園は広々とした芝生のスロープを下ったところにあり、子供達の恰好な遊場となっている。(写真9)池には鴨がゆったりと泳いでいる。のどかな光景を楽しむことができる。(写真10)
 ここでUターンして、公園の入り口に戻り、橋の左側の道に行く。ここにはせせらぎの脇に植えられた草花の名前と所在を示す名板なども見かける。(写真11)公園全体に言えることだが、ここでも散策する人を退屈させないように、色々な工夫が仕掛けられている。(写真12)庭石に白く「ひがしかたしぶさわ」と書かれているようだが、渋沢ならとんでもなく離れていて、道しるべにはならないと思うのだが、遊び心の表れか。
 平坦な道を歩き続けると、黄色く日に映える葉が目に飛び込んでくる。葉の形が赤子の手の形をしているからヤマモミジだろう。その先に赤く紅葉しているのは同じモミジなのだろうか、モミジは黄色から徐々に赤く色を変え散っていくと言う。(写真13)
 道の先に陸橋が見える。そこがこの道の終着点であるが、橋の左手に竹藪が見える。(写真14)ささぶねの道と言いながら竹を見かけなかったが、最後にやっと小さな竹林を見ることができた。
 区役所通りに通ずる市道の陸橋(写真15)に到達し、今回の散策を終わることにした。陸橋の近くの御影橋バス停からバスに乗って7~8分でセンター南に着いてしまった。結構長く歩いたつもりだったが、その割に短い距離なのかもしれない。のんびり行ったり来たりの散策が、今回の道のりであったから。
 次は夕映えの道を歩いてみたいと思う。


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