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県立四季の森公園(写真はこちら

 10月6日(日)一年半ぶりに県立四季の森公園を訪ねた。
 JR中山駅を起点に、寺山町にある消防署脇の小道(写真1)を入ると、真っ直ぐに歩くこと約15分ほどで、公園北口の入り口に到着する。(写真2)本日のコースは、数あるコースでも最短の南口広場に向かう上り坂のコースを選んだ。車で来場する家族連れなどは南口には大きな駐車場があるから、そちらから出発する方が便利である。上から降りる形でジャンボ滑り台もあり、降り立ったところが子ども道具広場もあるので、子どもは喜ぶと思う。
 私は下から上に向かって登って行ったから、景色が迫るように見えたが、上から下に向かう場合には、パノラマ風に見える事だろう。
 北口の入り口には管理事務所がある。休憩所もあり、腰掛などもたくさん用意してあり、ゆっくり休むことができる。目の前には池があり、もう少し秋が深まれば、モミジが水面に映え素晴らしい光景を見る事ができるはずだ。それでも、カメラを構えた多くの人が集まっている場所がある。何を狙っているのだろう。水鳥だろうか、水中に大きな鯉でも群れているのだろうか。(写真3)(動画1)この公園は樹木の多さでも有名である。コナラ、エゴノキ、モミジそして多くのヤマザクラと数十種にのぼる。
 写真の最後に全面マップを載せたが、モミジの森やサクラの谷など特定の樹木を集めて季節の色を浮き出させている場所もある。
 今回は多少緑の色艶が衰えたものの緑一色の景色だった。登り道は材木で土留めしたなだらかな階段で、幅も広く回りの景色を楽しみながら歩く事ができた。(写真4)登りばかりのせいか、森が目の前に迫ってくるようだ。ヤマザクラの幹は太く、くすんだ黒で森を暗くしている。登りの中間点辺りで、足下に野外ステージと遊具のたくさん置いてある広場が垣間見えた。ジャズの音響がこだまし、子どもは走り回り、その後を親が振り回されるようにして大きな声で叫んでいる。下界は大騒ぎである。(動画2)少し登ると、目の前に天に向かって真っすぐに伸びる「モチノキorシラキ?」の姿が真っ白な蛇のよう艶めかしい。(写真5)樹木の観察を続けながらしばらくすると、「展望広場」と言う標識に出会った。(写真6)上を見上げると、石器時代の住居のような建物の姿が目に入る。(写真7)頂上にある展望台である。その足元には先に紹介したジャンボ滑り台のくぐり戸があり、子どもが一列に並んで順番を待っている。その脇を通り抜け、円形広場に出る。(動画3)中央に間欠泉が噴き出すような形の噴水があり、ジャボジャボと水を吹きあげている。(写真8)巨石に囲まれて中心から吹き出す仕掛けだ。それらの巨石群はオブジェとしてこの広場を囲んでいる。現代的でありクラシックな庭園を思わせる造りだ。(写真9)円形劇場のように石段のスタンドになっているので、腰かけてゆっくり休みながら秋に陽を浴びるのも歩いた後の癒しになる。水音をネイチャーミュージックとして聴けば、更に眠気さえ誘われるハイキングの終焉だ。(写真10:公園案内図)スライドショー:赤く染まる四季の森



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