COLUMN
12月の花果
ヒイラギ(柊)は、モクセイ科モクセイ属に分類される常緑小高木の1種。とげ状の鋸歯をもつ葉が特徴で、邪気を払う縁起木として生け垣や庭木に良く植えられる。
柊の花と思へど夕まぐれ 富安風生
六曜(ろくよう、りくよう)は、暦注の一つで、6種の曜がある。
先勝(せんしょう/せんかち)早くことを済ませてしまうことが良いとされる日。「先んずれば即ち勝つ」の意味。午前は吉、午後は凶と言われる[1]。急用の処理や訴訟には吉日とされている[1]。かつては「速喜」「即吉」とも書かれた。
友引(ともびき)勝負の決着がつかない良くも悪くもないとされる日。留連(立連)を原義とし、もともとは「共引き」の意味である。朝晩は吉、昼は凶と言われる。友引については葬儀を避ける俗信がある。葬儀を行うと、友が冥土に引き寄せられる(=死ぬ)とのジンクスがあり、友引の日は葬祭関連業や火葬場が休業となっていることがある。
先負(せんぷ/せんぶ/せんまけ)急用は避けるべきとされる日。争い事や公事も良くないといわれ、万事に平静を守ることが良いとされる。「先んずれば即ち負ける」の意味で先勝に対応する
仏滅(ぶつめつ)六曜における大凶日。もとは「虚亡」といい勝負なしという意味で、さらに「空亡」とも称されていたが、これを全てが虚しいと解釈して「物滅」と呼ぶようになり、仏の功徳もないという意味に転じて「佛(仏)」の字が当てられたものである。仏滅は万事に凶であるとされる。この日は六曜の中で最も凶の日とされ、婚礼などの祝儀を忌む習慣がある。この日に結婚式を挙げる人は少ない。
大安(たいあん)万事進んで行うのに良いとされる日。「大いに安し」の意味。
六曜の中で最も吉の日とされる。何事においても吉、成功しないことはない日とされる。「泰安」が元になっており、婚礼や建前(上棟式)などの日取りなどは大安の日に行われることが多い。
赤口(しゃっこう/しゃっく)正午の前後を除いて凶日とされる日。午の刻(午前11時ごろから午後1時ごろまで)のみ吉で、それ以外は凶とされる。
陰陽道の赤舌日(しゃくぜつにち)と赤口日あるいは大赤(たいしゃく)が混じって凶日として六曜の一つになったといわれている。
2021年(令和3年)12月の風物詩
明治初頭より陽暦(新暦)を採用した日本では、12か月を1月〜12月の数字で表してる。しかし、それ以前は、季節感がわかるような和風月名で各月を表現しており、その最後の月を「師走」と呼んだ。僧がお経をあげるために東西を馳せることから、「師が馳せる月」→「しはせつき」→「しわす」となったといわれている。
何はともあれ12月という月は慌ただしい。子どもたちにはクリスマス。社会人は仕事納めや忘年会となど忙しい。神社仏閣でも納めの行事が行われる。
世の中もコロナが収まりつつあり、次第に明るさを取り戻している。このまま今年いっぱいで、疫病退散してほしい。このホームページが新規開店したのが2013年8月だから8年を過ぎた。3、4年前から取材ができなくなり、新鮮なニュースをお送りできないので悔いが残る。今はIT社会真っ盛り。ネットを徘徊してネタを集めている昨今だ。
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日付 曜日 六曜 暦・行事
1 水 赤口 映画の日
2 木 先勝 橘始めて黄ばむ
3 金 友引 カレンダーの日
4 土 大安
5 日 赤口 国際ボランティアデー
6 月 先勝
7 火 友引 大雪・空寒く冬となる
8 水 先負 御事納め
9 木 仏滅
10 金 大安 世界人権デー
11 土 赤口 鞴祭
12 日 先勝 熊穴にこもる
13 月 友引 正月事始め,煤払い,松迎え
14 火 先負
15 水 仏滅 年賀郵便特別扱い開始
18 土 先勝 納めの観音
19 日 友引 仏名会
20 月 先負
21 火 仏滅
22 水 大安 冬至・冬生じ夏枯る
24 金 先勝 クリスマス・イブ
25 土 友引
26 日 先負 鹿角おつる
27 月 仏滅
28 火 大安 官庁御用納め
29 水 赤口
30 木 先勝 取引所大納会
31 金 友引 大晦日(大晦)・雪下りて麦のびる
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