生物百様は散歩中に見かける草木・花を題材に、図鑑などを参考に着色して紹介する。
第281号はユズ(柚子)「ミカン科ミカン属の常緑小高木。柑橘類の1つ。ホンユズとも呼ばれる。消費量・生産量ともに日本が最大である」画像クリックで拡大
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29日~31日まで新年度向け整備のため休刊します。本年のご愛顧を感謝いたします。
2021.12.26 諺集に見るわが人生(47)
今回は諺集(新明解故事ことわざ辞典:三省堂)「あ行」の「う」から始めて、回顧していくことにする。また諺からイメージできるものについても記述する(「」の前後の句読点は省略)。
「移れば変わる世の習い」時代が移り変われば世の中も変わっていくのが当然だということ。「移り変わるは浮き世の習い」ともいう。特にこのコロナ禍での非日常の生活も3年を経過し、世の様は異常である。マスクと消毒が世の常と言うのはまことに変てこりんだと思う。(類義)有為転変は世の習い(ういてんぺんはよのならい)「この世で起きる様々の出来事は、常に激しく移り変わり、とどまることなく変化する儚いものだという意味。 単に物事が転変の運命をたどることだ」とこちらの方が手厳しい。
「器と名とは以って人に仮すべからず」 孔子の政(まつりごと)の重要さを説いた言葉の一節である。その器(うつわ)でもない者に、地位や爵号等の名称を与えてはいけない。これを間違えると社会の秩序を守る事は出来ないと言う意味。出典は「『春秋左氏伝』(しゅんじゅうさしでん、旧字体:春秋左氏傳」孔子の編纂と伝えられている歴史書『春秋』(単独の文献としては現存しない)の代表的な注釈書の1つで、紀元前700年頃から約250年間の魯国の歴史が書かれている。通称『左伝』。『春秋左氏』『左氏伝』ということもある」
どの国でも、民衆の支持を得ないで支配者の地位を得た者は独裁者(暴君)となり、人の言葉には耳を貸さず、国民は塗炭の苦しみを味わうことになる。日本は幸いにして民主主義国家であるので、国民は安寧の内にある。
「烏兎怱怱(うとそうそう)」あまり聞いたことがなく、漢字ばかりなので難しそうなイメージがあるが、その意味は、月日が経つのが慌ただしく早い様子のこと。「由来」 古く中国で 「金烏 (きんう) 」「 玉兎 (ぎょくと )」と称し、太陽の中には三本足の烏(からす) 、月の中には兎(うさぎ )の象(かたち)があるとしたところから、太陽と月、転じて年月、 歳月の意 となる。「匆匆」は慌ただしい。忙しいこと。
私などは80歳を過ぎてポンコツになり、あちこちの部品を手入れをしている間に「烏兎怱怱」だと感じている。確かにいきなり「烏兎怱怱」では通じないだろう。今度手紙を書く時にこの四字熟語を使ってみることにしよう。 次回に続く。
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