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お金の使い道仕分け

 生活する上で買物は欠かせない。食べ物、衣類などあらゆる品物(生産品)が物流という運送ルートに乗って店舗に運ばれ、商品として消費者の手に渡る。
 消費者は色々な販売ルートを通じて欲しいものを購入している。
 購入先は地元の商店街の小売店そしてコンビニ、スーパー、量販店や百貨店であったりする。ほかにもTVで盛んに宣伝される通販で購入したりもする。
 それぞれ目的に応じて買物をする訳であるが、人によって購入先は異なる。
 そこで、私の場合だが、買い物をする時、品物の種類によって購入先は、当然異なってくる。
 品物の種類は一般的に2種類に大別されるのが普通である。あまり耳に馴染まない言葉だと思うが、「最寄品」 (もよりひん)と「買回品」 (かいまわりひん)の2種類で、前者は「普通生活雑貨」で後者は「耐久消費財や趣味品」のことをいう。
 日常生活で手近な店舗で頻繁に購入される食料品や日用品、生活雑貨は最寄品である。一方、買回品は家電製品、衣料品、家具といった比較的高価な品物で買う前に複数の店を見て回ったり、価格やデザインなどをチェックしてから決められるところから買回品と呼ばれる。
 店舗で分類するなら、近所のコンビニ、食品スーパーで習慣的に買うのが最寄品で、百貨店(食品や雑貨を除く)や専門店あるいは郊外型ショッピングセンターで購入する値の張る商品は買回品に属する。家や車もこちらに含まれる。
 私の場合は、生活雑貨は100均ショップが圧倒的に多い。本は古本が多いので、通販か近くの古書店から購入する。衣類などは近くの年寄り向け安売りの店かワークショップ(安いが中国製が大半)を利用する。
 その他に、品物でない経費もある。これは諸経費とでもいう分類に入るのだろうか。例えば、次のような使い方をする出費である。
 散歩の途中の休憩は、具体名を上げることになるが、値段の安いMacや椅子とテーブルが用意されているセブン-イレブンもしくは、日経と読売の二紙の新聞が読めるCafe de crieに決めている。どちらでも休憩を兼ねて小仕事をする。
 金の使い方は年金生活者に相応しい程度だと思う。それでも1ヶ月で相当の出費となり、財布の中はいつも火の車だ。
 同世代の人と出費の面で大きく違うのは、パソコンやインターネットなどのIT関連の出費が大半を占めている点で、こればかりは道楽で一生費用の捻出に苦労しそうだ。
 その代わりというのもおかしい話だが、酒・タバコ・競馬・パチンコなど嗜好品や遊興費に属する出費はは一切ないといっていい。付き合いで年数会会合に参加するが、これは適切な交際費だと思っている。
 こうした出費は、見る人によっては無駄遣いの部類に入るかもしれないが、こんな出費までも倹約してしまうと、生きていること自体が無駄のように思えてくる。
 無用の用ではないが、人生の潤滑油として、私はこのような金の使い方をし続けることだろう。
 

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