2022年(令和4年)9月の風物詩
9月の別名は長月(ながづき)と呼び、現在では新暦9月の別名としても用いる。長月の由来は、「夜長月(よながつき)」の略であるとする説が最も有力である。他に、「稲刈月(いねかりづき)」が「ねかづき」となり「ながつき」となったという説がある。また、「寝覚月(ねざめつき)」の別名もある。
9月といえばお月見や秋彼岸など。昼と夜の長さがほぼ同じになる「秋分の日」を迎えると、それ以降は秋の夜長に向かう。「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるように、厳しかった残暑に目処がつく頃となる。立春(2月4日頃)から数えて210日目という意の「二百十日」は雑節の一つで、毎年9月1日頃にあたる。
中でも一番大きな陽数(9)が重なる9月9日を、陽が重なると書いて「重陽の節句」と定め、不老長寿や繁栄を願う行事をしてきた。
菊を用いて不老長寿を願うことから別名「菊の節句」という。古来、菊は薬草としても用いられ、延寿の力があるとされてきた。菊のおかげで少年のまま700年も生きたという「菊慈童(きくじどう)」伝説もあります。他の花に比べて花期も長く、日本の国を象徴する花としても親しまれている。
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日付 曜日 暦 祭礼・行事
1 木 先勝 二百十日
2 金 友引 禾実る(こくものスナワチみのる)
3 土 先負 「東京」改名の日
4 日 仏滅
5 月 大安 国民栄誉賞の日
6 火 赤口
7 水 先勝
8 木 友引 草露白し((くさのつゆしろし))
9 金 先負 重陽の節句(菊の節句)
10 土 仏滅
11 日 大安
12 月 赤口
13 火 先勝 鶺鴒鳴く
14 水 友引
18 日 赤口 燕去る
19 月 先勝 敬老の日(祝日)
20 火 友引 彼岸入
21 水 先負
22 木 仏滅
23 金 大安 秋分の日(祝日)
25 日 先勝
26 月 先負
27 火 仏滅 八朔(旧暦)
28 水 大安 天地始めて寒し
29 木 赤口
30 金 先勝 彼岸の果て
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